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TNT (バンド) : ミニ英和和英辞書
TNT (バンド)[てぃー えぬ てぃー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


TNT (バンド) : ウィキペディア日本語版
TNT (バンド)[てぃー えぬ てぃー]

TNT(ティー・エヌ・ティー)はノルウェーハードロックバンド。1980年代後半の北欧メタルムーブメントの隆盛を担った。2度の解散を経て現在も活動している。
== 歴史 ==
結成から1stアルバム『TNT』までの彼らの音楽は、ボーカルのダグ・インゲブリクトセンの個性もあって、その後のそれとは大きく違うものであった。また、このアルバムはノルウェー語で製作された。
アメリカ人ボーカルのトニー・ハーネルがこのバンドに参加したのは、2ndアルバムである『Knights of The New Thunder』のレコーディング直前である。TNTが日本での知名度を上げたのは3rdアルバム『Tell No Tales』、続く4thアルバム『Intuition』の頃である。3rd、4thの二作はプロダクション面でもさらに洗練された内容となったにもかかわらずレコード会社の十分なサポートが得られずライブもままならなかったという。結果としてアメリカ市場ではヨーロッパやスコーピオンズといった他の欧州出身のバンドのような大きな商業的成功を収めることは出来ず、3rdのテル・ノー・テイルズは全米100位、4thのインテュイションは全米115位と満足のいく結果とはならなかった。また、4thではそれまで一貫したたき続けてきたディーゼル・ダールが脱退しアメリカ人のケネス・オディインがドラムを担当し来日公演も成功させるが、自身の都合からツアー後にまもなく脱退する。さらにはそれまで所属していたポリグラム・レコードとの契約も失うがその一週間後にはアトランティック・レコードとの契約を成立させ新たなアメリカ人ドラマー、ジョニー・マックを加入させる。
レコード会社の移籍と5thアルバム『Realized Fantasies』の発表を挟んだ二度の来日公演の後、メンバー間の確執などを理由に1992年8月の来日公演を最後にバンドは一時解散する(1992年)。この解散期間中であった1996年には日本国内でのみ、ベスト・アルバム『Till Next Time』が発売されている。
1996年にバンドは再結成し、6thアルバム『Firefly』、再来日公演、7thアルバム『Transistor』などを経て、再び(公式の発表はないものの事実上の)解散状態となる。その後TNTは2003年にミニアルバム『Taste』をリリースして活動を再開、『My Religion』、『All The Way to The Sun』などを経て現在に至る。
2006年にボーカリストのハーネルが脱退を表明。後任として元SHY、SIAMのトニー・ミルズを迎える。2013年8月、ミルズがソロ活動のため脱退。同年10月、ハーネルがバンドに再加入するも、2015年1月に活動方針の違いを理由に再脱退〔TNTからリード・ヴォーカルのトニー・ハーネルが再び脱退 amass 2015年1月4日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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